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PEOPLE 05

「答え合わせ」と
向き合いながら
ものづくりを楽しむ

M.K
電子情報工学科卒
2003年入社

政府系金融機関のシステム開発・保守を行う組織に所属。産休・育休を経て仕事に復帰し、現在はグループの統括責任者としてプロジェクトに必要な人員の調整や準備を行う。

メンバーの今を支え、未来へと繋ぐために

政府系金融機関のシステムの開発・保守を行う組織に所属しています。私はそのうちの1つのグループを統括しています。統括として、各プロジェクトの動向をみて要員変更などチーム組成を検討したり、定期的に各プロジェクトのプロジェクトマネージャーやチームリーダーに課題や問題がないかヒアリングしたり、メンバーそれぞれとコミュニケーションを取ったりしています。総じて、メンバーがうまく成長し動いていける環境を整える立場です。
私に期待される役割は、現状だけではなく、先を見据えて次のプロジェクトに向けた準備作業を進めること。まだ決まっていない状態から、決まった時に円滑に進められるよう準備を進め出すので、時には予想していた通りに進まず振り出しに戻ることもあります。簡単ではありませんが、それが新しいことを始める難しさでもあり、楽しさでもあると思っています。

システム開発の楽しさが何よりのやりがい

現在は統括業務のほかに、サービスインしたプロジェクトの保守作業として、ユーザーからの問い合わせへの対応や、追加要望をヒアリングし、機能の改修などを行っています。
私は今の仕事が持つ“答え合わせ”の感覚が好きです。システム開発はどんなプロジェクトであっても、ヒアリングをして、それに沿って設計やコーディングを行い、テストをする、という流れがあります。これら一連の流れが、私にとっては“予測に対する答え合わせ”のように感じられ、それが面白いのです。もちろん、新人の頃と比べると、作業することよりも確認することの方が増えてきました。ですが、課題や問題に対応して“答え合わせ”をしていくその感覚はやはり面白く、自分に合っているとも感じます。システムがサービスインし安定稼働した際に感じる安堵と嬉しさは、新人時代と変わりません。新人の頃と違うのは一歩先の計画を立てながら仕事するようになったことでしょうか。システム開発中なら次の工程でのやるべきことを考えて、一人、焦ったり、楽しみにしたり。システム開発の終わりが見えてきたら、次の新しいプロジェクトのことを考えて準備したり。そんな風に先のことを考えて仕事を楽しめるようになりました。

仕事にも子育てにも活きる
"不測の事態への対応力"

子供がまだ小さい時は、お迎えの時間が決まっていたり急な発熱に対応したりする必要があったので、育児短時間勤務制度や子の看護休暇制度を利用し、家庭の比重を上げて仕事をしていました。子供が大きくなってきた今は、プロジェクトの状況を家族と共有して、忙しい時期は仕事の比重を上げるようにしています。それ以外は、可能な範囲でテレワークを活用することで仕事と家庭の距離を物理的に近づけ、両方に気を配りながら働ける環境作りをしています。
仕事でも子育てでも活きているのが“不測の事態への対応力”。子育ては思いがけないことの連続で、「思い通りになったらラッキー」くらいの気持ちでいなければ身が持ちません。仕事においても「どこかで不測の事態が起こるだろうな」という前提で、事前にサポートできる体制を作っておくことや、チーム内でフォローし合える体制を作っておくことなどを心掛けています。誰にとっても時間は有限です。だからこそ、不測の事態があることを前提とした体制やスケジュール作りが重要だと思います。
大変なこともありますが、帰る時間ギリギリまで仕事をしていると、メンバーから「お迎えの時間だよ、あとはやっておくから」と声をかけてくれ、その気持ちがとてもありがたかったです。当社には私のように仕事と子育てを両立している社員がたくさんいますし、理解がある方が多いので安心して働けています。