新技術について

New Technologies

当社では、お客様の価値創造をお手伝いする様々な新技術を有しています。ここでは、それら新技術にまつわるソリューションの一例をご紹介します。いずれも、当社が持つ「技術力」「人間力」「実践力」を活かした事例です。

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Technologies 01

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短期間開発|ローコード開発|個人情報

課題

一般的なシステム構築だが、リリースまでの期間が2ヵ月弱と極端に短く、短期間で開発をする必要があった。また、ユーザはシステムに長けていない方が多く、設計の理解に時間がかかることが想定された。さらに、扱うデータは個人情報を含むため、データはセキュアに扱い、アクセス制御も必要だった

ソリューション

ウォータフォール型開発で進めてしまうと理解頂く期間をとることが難しいため、アジャイル型開発で進め、ある程度の細かい機能単位で作成し、実際に動く画面を素早く提供し、イメージして頂いた。また、ローコード開発プラットフォームであるsalesforceで開発を行うことで、工数や費用を大幅に削減した。

工夫

担当者様と細かいすり合わせを重ねることで、なるべくsalesforceの標準機能から逸脱しない方向でシステムを構築し、工数削減を目指した。また、ユーザに対してはレビュー時に実際に構築した画面を見せながら説明をすることで理解を頂くように努めた。

成果

2か月弱の短い開発期間にも関わらず、無事にリリースすることができた。その後も段階的にリリースが続いたが、スクラッチ開発に比べて工数をかけることなく対応できた。また、salesforceで開発をしたためバグが入り混むリスクも小さく、安定した品質を担保できた。

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Technologies 02

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システムの老朽化|Forge|C#コーディング

課題

長年稼働していた社内システムの老朽化対応。当初は他ベンダーによる別ソリューションでのプロジェクトが進められていたが、諸般の事情によりプロジェクトが凍結した。他方、システム延命は難しく、非常にタイトなスケジュールの中、早急にリプレースを進めねばならない状況に陥った。

ソリューション

ローコード開発・運用プラットフォームとして、従来のスクラッチ開発と比べて非常に高い生産性を発揮できるため、お客様のタイトなスケジュール要求にも対応できると判断し、OutSystemsを用いたリプレース対応を行うことにした。また、ビジュアルモデリングを活用し開発フェーズの早い段階からお客様とシステムの挙動などを確認することで、コミュニケーションロスや認識の齟齬を最小限に抑えた。

成果

お客様が求めていたスケジュールでのリプレースを実現することができた。旧システムを延命させる場合、数億円単位の莫大な費用が発生する恐れがあったが、それらを不要なものにした。また、リプレース後も、大小様々なエンハンスに柔軟に対応することで、お客様の価値創造にシステムの観点から寄与し続けている。

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Technologies 03

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スマートシティリファレンスアーキテクチャ|FIWARE|X-Road|マイクロサービスアーキテクチャ

課題

東京一極集中による人手不足や力のある産業・雇用の不足、土地や地域資源の管理・利活用など、地域社会が抱える様々な課題解決をシステムの観点から支援することが求められた。

ソリューション

日本では、地域や社会の様々な課題を解決するスマートシティの実現に向けた取り組みが加速しており、政府は2024年度末までにデジタル実装に取り組む地方公共団体数を1,000に拡げることを目標に掲げているほか、スマートシティリファレンスアーキテクチャに準拠した都市OSを導入する自治体等に財政支援を行うなど、取り組みの後押しも推進されている。こうした背景から、当社でも課題解決に向けたソリューションの提供へ向け、研究を推進するに至った。

工夫

現在、鋭意研究が進行中。その中では、スマートシティリファレンスアーキテクチャへ準拠した要素の構成や、個別機能要件への準拠など、様々な工夫を重ねている。また、IoTやAI、クラウド技術といった先端技術を使いながらも、それらから収集したデータを利活用することのできる基盤作りも行っている。

成果

今後、こうしたソリューションが活用されることにより、IoTやAI、クラウド技術といった先端テクノロジーが活用され、生活の質を高めると共に持続的な経済発展を実現する地域が生まれるのではと期待されている。また、今後もソリューションを発展させていくことで、いずれは日本全体をリードする都市型OSソリューションとなる可能性を秘めている。